トカゲ図鑑lizards
モモジタトカゲ
- 分類
- スキンク科 モモジタトカゲ属
- 学名
- Hemisphaeriodon gerrardii
- 英名
- Pink-tongued skink,
Pink-tongued lizard - 分布
- オーストラリア固有種(ニューサウスウェールズ州沿岸部からクイーンズランド州北東部)。沿岸部の湿潤熱帯雨林、硬葉樹林、乾燥硬葉樹林、一部の低木林に生息する。
- 最大長
- 全長 約45cm
- 生態環境
- 薄明薄暮性 半樹上棲
森林の林床から低木層、樹上に渡って活動する。半樹上棲の生活に適応しており、物をつかむことができる把握性の長い尾や鋭い爪を用いて、樹皮の隙間や倒木、植物の茂みなどを素早く移動する。 - 食性
- 主に肉食性(陸生貝類(カタツムリ、ナメクジ)を専門的に捕食。拡大した大きな臼歯状の歯で殻を砕いて食べる。補足的に昆虫類やその他の節足動物を捕食することもある。)
- 繁殖形態
- 卵胎生(15–30頭/回(最大60頭近くの産出記録あり)。夏から秋にかけて完全な姿の幼体を産む。)
- シノニム
- Hinulia gerrardii GRAY 1845
Cyclodus gerrardii — GÜNTHER 1867
Tiliqua gerrardii — BOULENGER 1887
Hemisphaeriodon gerrardii — MITCHELL 1950
Cyclodomorphus gerrardii — SHEA 1990 - 分類史
- 1845 — Gray (1845) により Hinulia gerrardii として新種記載。
1867 — Günther (1867) により Cyclodus 属へ移動。
1887 — Boulenger (1887) により アオジタトカゲ属(Tiliqua)へ移動(Tiliqua gerrardii)。
1950 — Mitchell (1950) により 陸生貝類食に特化した特異な頭骨・歯の形態に基づき、本種1種のみで構成される単型属 モモジタトカゲ属(Hemisphaeriodon)が提唱された。
1990 — Shea (1990) 等の系統解析により Cyclodomorphus 属(マダラアオジタトカゲ属)へ含める説(Cyclodomorphus gerrardii)も提示されたが、形態的・生態的な独自性から独立属 Hemisphaeriodon を支持する説も根強く維持されている。 - 参考文献
- The Reptile Database
IUCN Red List of Threatened Species
Catalogue of Life
Wikipedia(日本語版・英語版)
幼体時には鮮明な黒と灰白色の横帯模様が見られ、舌は青色をしているが、成体になると地色が褐色〜ピンクがかった色合いに変化し、舌も鮮やかなピンク色になる。











