トカゲ図鑑lizards
イエメンジャイアントサンドフィッシュ
- 分類
- スキンク科 スナトカゲ属
- 学名
- Scincus hemprichii
- 英名
- Arabian sand skink,
Hemprich's sand skink - 分布
- アラビア半島南西部(イエメン、サウジアラビア南西部)に分布し、沿岸部や低地の砂丘、乾燥した砂質地域に生息する。
- 最大長
- 全長 約22cm
- 生態環境
- 昼行性 半地中棲
風成砂丘や乾燥した深い砂地に生息する。流動性の高いサラサラとした砂の中を、まるで泳ぐようにスムーズに穿孔・滑走して移動する(「サンドフィッシュ」の名の由来)。くさび型の頭部と密着した滑らかな鱗、縁にフリンジの発達した指趾を持ち、砂中生活に極限まで特化している。 - 食性
- 肉食性(昆虫類・節足動物(バッタ、コオロギ、甲虫、サソリ、クモなど)。)
- 繁殖形態
- 卵生(2–4個/回。砂中の適度な湿り気のある深層に産卵する。)
- シノニム
- Scincus hemprichii WIEGMANN, 1837
Pedagoretes hemprichii FITZINGER, 1843 - 分類史
- 1837 — Scincus hemprichii Wiegmann, 1837 により新種として記載(原記載名)。
1843 — Fitzinger (1843) により Pedagoretes 属へと配置(Pedagoretes hemprichii)されたが、後に否定され属 Scincus へ戻された。
1887–2024 — Boulenger (1887) や Arnold (1986) などの研究、および現代の国際データベースにおいて、有効名 Scincus hemprichii が継続して使用されている。 - 参考文献
- The Reptile Database
IUCN Red List of Threatened Species
Catalogue of Life
GBIF (Global Biodiversity Information Facility)
Wikipedia(英語版)
サンドフィッシュ属(*Scincus*)の中でもアラビア半島南西部に局所分布する大型種。種小名 *hemprichii* はドイツの博物学者・探検家威廉・ヘンプリッヒ(Wilhelm Hemprich)への献名である。

