トカゲ図鑑lizards
ヘンゲアガマ
- 分類
- アガマ科 ステップアガマ属
- 学名
- Trapelus mutabilis
- 英名
- Desert Agama
- 分布
- モロッコ、アルジェリア、チュニジア、リビア、エジプト、スーダン、チャド、ニジェール、モーリタニア、西サハラ、サウジアラビア北西部に分布し、砂漠、半砂漠、乾燥した礫地や低木林に生息する。
- 最大長
- 全長 約18cm
- 生態環境
- 昼行性 地上棲
乾燥した砂漠や岩石地帯の地表で生活する。日光浴を行って体温を調整し、捕食者からの回避や体温の変化、感情の起伏に応じて皮膚の色を素早く変化(変幻)させる特徴を持つ。体温が高くなると頭部や腹側、側腹部などが明るい青色や黄淡色に変色する。 - 食性
- 主に肉食性(昆虫類・節足動物(アリ、甲虫、バッタ、クモなど)。)
- 繁殖形態
- 卵生(4–8個/回。春から初夏にかけて砂地の穴の中に産卵する。)
- シノニム
- Agama mutabilis Merrem, 1820
Trapelus aegyptius Cuvier, 1829
Agama inermis Reuss, 1834
Agama gularis Reuss, 1834
Agama aspera Werner, 1893
Trapelus mutabilis Schleich, Kästle & Kabisch, 1996 - 分類史
- 1820 — Merrem (1820) により Agama mutabilis として新種記載される(原記載名)。
1829 — Cuvier (1829) により Trapelus aegyptius として記載された(後に本種のシノニムとされた)。
1834 — Reuss (1834) により Agama inermis および Agama gularis として記載された(後に本種のシノニムとされた)。
1893 — Werner (1893) により Agama aspera として記載された(後に本種のシノニムとされた)。
1996 — Schleich, Kästle & Kabisch (1996) により Trapelus 属へ移籍され Trapelus mutabilis とされる。
1996–2024 — The Reptile Database や IUCN Red List などの主要文献・データベースにおいて現行の学名 Trapelus mutabilis が有効名として継続使用される。 - 参考文献
- The Reptile Database
Catalogue of Life
IUCN Red List
GBIF
Wikipedia(英語版)
種小名 mutabilis はラテン語で「変化しやすい(変幻自在の)」を意味し、体色を自在に変化させる生態に由来する。危険を感じると体色を砂地に馴染む保護色に変えるか、岩や砂の隙間に逃げ込む。

