トカゲ図鑑lizards
ネバダホウセキカナヘビ
- 分類
- カナヘビ科 Timon属
- 学名
- Timon nevadensis
- 英名
- Sierra Nevada (Ocellated) Lizard,
Sierra Nevada Lizard,
Sierra Nevada Ocellated Lizard
- 分布
- スペイン南東部に固有で、主にグラナダ県のシエラネバダ山地からシエラ・デ・バサ周辺にかけて分布し、さらにアルメリア、ムルシア、アリカンテ、バレンシア、カステリョン各県の一部に生息する。海岸部から標高約2,400 mの高地まで見られ、半乾燥のステップ状環境や岩場、石積み、疎らな低木林、農地周辺など、日当たりの良い開けた場所を好み、密な森林は避ける。
- 最大
- 全長 約40cm
- 生態環境
- 昼行性 地上棲
岩場や石垣、半乾燥の開けた地上環境に強く依存する。
- 食性
- 雑食性(主に昆虫を中心とする節足動物(大型の甲虫類、ハチ目、バッタ目など)を捕食し、地域によっては果実などの植物質も摂取する。まれに小型鳥類やトカゲ類などの小型脊椎動物を捕食することが報告されている。)
- 繁殖形態
- 卵生(1回の産卵で6–17個/回。年に2回の産卵が行われる可能性が示されており、春から夏にかけて産卵が行われる。卵の孵化までの期間はおおよそ71–102日と報告されている(一部のデータには近縁種 Timon lepidus の個体も含まれる)。)
- シノニム
- Lacerta lepida nevadensis Buchholz, 1963
Timon lepidus nevadensis (Buchholz, 1963)
- 分類史
- 1963 — Buchholz, 1963 により Lacerta lepida nevadensis として記載され、シエラネバダ山地産のホロタイプに基づく亜種として扱われる(原記載名)。
1991 — Mateo & Castroviejo (1991) により Lacerta lepida nevadensis として再検討され、形態変異に基づく亜種概念が維持される。
2014 — Kwet & Trapp (2014) により属 Timon に移され、Timon nevadensis として扱われる。
2016 — Ahmadzadeh et al. (2016) により分子系統解析と形態比較に基づき、Timon lepidus とは別種 Timon nevadensis として認められる。
2020 — Speybroeck et al. (2020) によるヨーロッパ爬虫類リスト更新で、Timon nevadensis が有効な独立種として採用される。
- 参考文献
- The Reptile Database
GBIF
Enciclopedia Virtual de los Vertebrados Españoles
Fauna Ibérica