リクガメ図鑑tortoises
ニシヘルマンリクガメ
- 分類
- リクガメ科 チチュウカイリクガメ属
- 学名
- Testudo hermanni hermanni
- 英名
- Western Hermann's tortoise
- 分布
- スペイン北東部(カタルーニャ地方)、フランス南部(バル県およびコルシカ島)、イタリア(本土、サルデーニャ島、シチリア島)に分布し、地中海性の低木林(マッキア)、海岸沿いの砂丘、開けた森林、草地に生息する。
- 最大長
- 甲長 約20cm
- 生態環境
- 低木林系
地表性で、主に日中に日当たりのよい草地や低木林周辺で活動する。冬期は土中や葉の陰に潜んで冬眠し、夏季の極端な高温期には休眠(夏眠)を行う。 - 食性
- 草食性(野草(キク科、イネ科、マメ科など)、多肉植物、若い植物の葉・茎、花、果実、カタツムリの殻など。)
- 繁殖形態
- 卵生(2–7個/回。1シーズンに1〜3回産卵。春から初夏にかけて日当たりのよい土中に穴を掘り産卵し、約80〜100日で孵化する。)
- シノニム
- Testudo hermanni Gmelin, 1789
Testudo graeca bettai Lataste, 1881
Eurotestudo hermanni Lapparent de Broin, 2006
Testudo hermanni hermanni Gmelin, 1789 - 分類史
- 1789 — Gmelin (1789) により Testudo hermanni として記載された(ヘルマンリクガメ全体の原記載名および基亜種)。
1881 — Lataste (1881) により Testudo graeca bettai として扱われた(後に本亜種の異名とされる)。
1950年代 — 東部亜種 boettgeri の再定義に伴い、西ヨーロッパ産の個体群が基亜種 Testudo hermanni hermanni として明確に区分される。
2000年代 — Lapparent de Broin (2006) 等により新属 Eurotestudo への移動(Eurotestudo hermanni)が提唱された(後に主流から外れる)。
2007–2024 — TTWG (2021) 等の最新分類体系において、有効な基亜種名 Testudo hermanni hermanni として継続使用される。 - 参考文献
- Reptile Database
IUCN Red List / TFTSG (Turtle and Freshwater Turtle Specialist Group)
Catalogue of Life
GBIF (Global Biodiversity Information Facility)
Wikipedia(日本語版・英語版)
ヘルマンリクガメの基亜種。ヒガシヘルマンリクガメに比べて小型で、背甲の黄色と黒色のコントラストが非常に鮮やかであり、胸甲に太く連続した2本の黒色帯が入る特徴をもつ。











