リクガメ図鑑tortoises
ビルマムツアシガメ
- 分類
- リクガメ科 ムツアシガメ属
- 学名
- Manouria emys phayrei
- 英名
- Northern forest tortoise
- 分布
- インド東北部、バングラデシュ、ミャンマー、タイ北部に分布し、常緑広葉樹林や熱帯・亜熱帯の湿潤な山地森林、渓流・河川周辺の環境に生息する。
- 最大長
- 甲長 約60cm
- 生態環境
- 森林系(湿潤)
地表性で湿気を好み、高湿度な森林床や浅い渓流・泥地などで活動・休息する。リクガメ科としては珍しく地表の落ち葉や腐植質を集めて塚状の巣を築く造巣・護巣行動を行う。 - 食性
- 主に草食性(植物の葉、若芽、タケノコ、落下した果実、キノコなどの菌類。副次的に無脊椎動物や両生類、動物の死骸など。)
- 繁殖形態
- 卵生(20–60個/回。1回/年。春から雨季にかけてメスが落ち葉などで塚状の巣を作り産卵し、孵化まで数週間から数か月間巣を保護する。)
- シノニム
- Testudo phayrei Blyth, 1853
Testudo (Scapia) falconeri Gray, 1869
Testudo nutapundi Reimann, 1979
Geochelone nutapundi (Reimann, 1979)
Manouria emys phayrei Bour, 1998 - 分類史
- 1853 — Testudo phayrei Blyth, 1853 により新種として記載(原記載名)。
1869 — Gray (1869) により Testudo (Scapia) falconeri として新種記載されたが、後に同一種(異名)とされる。
1979 — Reimann (in Nutaphand 1979) により Testudo nutapundi(後に Geochelone nutapundi)として新種記載された(後に同一種とされる)。
1998 — Bour (1998) により Manouria emys phayrei として整理され、亜種としての分類位置が再確立される。
2010–2021 — Murthy (2010) や TTWG (2021) などの分類学文献において、現在も有効な亜種名として Manouria emys phayrei が継続使用される。 - 参考文献
- Reptile Database
IUCN Red List / TFTSG (Turtle and Freshwater Turtle Specialist Group)
Catalogue of Life
GBIF (Global Biodiversity Information Facility)
Wikipedia(日本語版・英語版)
エミスクジャクガメ(ムツアシガメ)の亜種。基亜種スマトラムツアシガメよりも大型になり、甲長約60cmに達する亜種中最大種(本種最大)。胸甲板同士が中央で接することが基亜種との主な識別点。










