リクガメ図鑑tortoises
インプレッサムツアシガメ
- 分類
- リクガメ科 ムツアシガメ属
- 別名
- ベッコウムツアシガメ
- 学名
- Manouria impressa
- 英名
- Impressed tortoise
- 分布
- 中国(雲南省、広西チワン族自治区、海南省)、ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム、マレーシア(マレー半島部)に分布し、標高600–2,000m程度の山地常緑竹林や熱帯・亜熱帯の山地森林に生息する。
- 最大長
- 甲長 約31cm
- 生態環境
- 山地系
標高の高い山地森林の地表に生息する地表性で、竹林や森林の落葉層の下、岩陰、竹の根元などに潜んで活動・休息する。雨季や夜間・早朝などの高湿度時に活発に活動する。 - 食性
- 草食性(野生下では主にキノコ(子実体および菌糸)を専食する。そのほか竹の子、若い植物の葉、茎、落下した果実など。)
- 繁殖形態
- 卵生(10–21個/回。1回/年。雨季(5〜7月頃)に竹の落ち葉や腐植質を集めて巣を作り産卵する。)
- シノニム
- Geoemyda impressa Günther, 1882
Geoemyda latinuchalis Vaillant, 1894
Testudo impressa (Günther, 1882)
Testudo pseudemys Boulenger, 1903
Manouria impressa (Günther, 1882) - 分類史
- 1882 — Geoemyda impressa Günther, 1882 により新種として記載(原記載名)。
1894 — Geoemyda latinuchalis Vaillant, 1894 として新種記載されたが、後に本種の同物異名とされる。
1903 — Testudo pseudemys Boulenger, 1903 として新種記載されたが、後に同一種とされる。
1903–1980 — Testudo 属への移動を経て、過去には Testudo impressa などとして広く扱われる。
1980–2024 — Obst (1980) や Bour (1998)、TTWG (2021) 等の最新の分類体系によりムツアシガメ属へ整理され、有効名 Manouria impressa として継続使用される。 - 参考文献
- Reptile Database
IUCN Red List / TFTSG (Turtle and Freshwater Turtle Specialist Group)
Catalogue of Life
GBIF (Global Biodiversity Information Facility)
Wikipedia(日本語版・英語版)
甲羅の甲板(特に縁甲板)がのこぎりの歯のように鋭く尖り、甲板中央が窪む独特の美しさを持つ高山性の希少リクガメ。高温や乾燥に非常に弱い。











