リクガメ図鑑tortoises
イーストアナトリアンジャイアント
- 分類
- リクガメ科 チチュウカイリクガメ属
- 学名
- Testudo graeca (East Anatolian form)
- 英名
- Giant East Anatolian Greek tortoise,
East Anatolian spur-thighed tortoise - 分布
- トルコ東部(アナトリア東部高地)およびその周辺国境地帯に分布し、標高の高い山地、開けた草原、低木林、乾燥した傾斜地に生息する。
- 最大長
- 甲長 約35cm
- 生態環境
- 山地系
地表性で、日中に地表や傾斜地で活動する。高標高地の厳しい気候に適応しており、冬期は地中に深く潜って長期間冬眠し、夏期の極端な乾燥・高温時には低木の陰や岩の隙間で休眠する。 - 食性
- 草食性(高山・丘陵地帯の野草(キク科、イネ科、マメ科など)、多肉植物、若い植物の葉・茎、花など。)
- 繁殖形態
- 卵生(3–8個/回。1シーズンに1〜2回産卵。初夏に日当たりのよい傾斜地の土中に穴を掘り産卵する。)
- シノニム
- Testudo armeniaca Chkhikvadze & Bakradze, 1991
Testudo graeca armeniaca Chkhikvadze & Bakradze, 1991 - 分類史
- 1991 — Chkhikvadze & Bakradze (1991) により、アナトリア東部〜アルメニア周辺の大型個体群が Testudo armeniaca として新種記載された。
1990年代末 — ギリシャリクガメの亜種 Testudo graeca armeniaca として扱う説が一般的となる。
2000年代 — 分子系統解析(Fritz et al. 2007等)により、*T. g. armeniaca* は *Testudo graeca ibera* または *Testudo graeca* 全体の遺伝的変異の枠内(シノニム)とみなされた。
2007–2024 — TTWG (2021) 等の最新分類体系において、独立亜種としては認められず、種 Testudo graeca(または T. g. ibera)の地域変異個体群として扱われる。 - 参考文献
- Reptile Database
IUCN Red List / TFTSG (Turtle and Freshwater Turtle Specialist Group)
Catalogue of Life
GBIF (Global Biodiversity Information Facility)
Wikipedia(日本語版・英語版)
イーストアナトリアンジャイアントの特徴
・大型化する(35〜40cm級の記録)
・甲羅が厚く重く、ドーム状になる
・前肢が太く、鱗が発達
・頭部が大きく頑丈
・乾燥ステップ〜半砂漠環境に適応した行動
・暗色で力強い模様が出る





