ミズガメ図鑑turtles
ミシシッピアカミミガメ
- 分類
- ヌマガメ科 アカミミガメ属
- 別名
- ミドリガメ
- 学名
- Trachemys scripta elegans
- 英名
- Red-eared slider
- 分布
- 原産地は米国(ミシシッピ川水系を中心にインディアナ州からテキサス州)およびメキシコ北東部。現在では日本を含む世界各地の河川、湖沼、池、ため池、人工護岸の水路などに外来種として定着している。
- 最大長
- 甲長 約28.9cm
- 生態環境
- 半水棲
流れの緩やかな河川下流域、湖沼、池、湿地などの水深が浅く水草の豊富な環境を好む。日中は水面上の倒木や岩、護岸に上って頻繁に日光浴を行う。低温下では水底の泥中などで冬眠し、耐塩性も高く汽水域で見られることもある。 - 食性
- 雑食性(幼体期は水生昆虫、甲殻類(エビ、ワラジムシ等)、貝類、小型魚類、両生類の卵・オタマジャクシなどの肉食傾向が強く、成体になると水生植物や藻類などの植物食傾向が強くなる。)
- 繁殖形態
- 卵生(2–25個/回。1–5回/年。4月〜7月に日当たりの良い陸上の土中に穴を掘って産卵し、約65–75日で孵化する。)
- シノニム
- Emys elegans Wied, 1838
Chrysemys elegans Wied, 1839
Emys holbrooki Gray, 1844
Pseudemys scripta elegans Schmidt, 1953
Trachemys scripta elegans Iverson, 1992 - 分類史
- 1838 — Emys elegans Wied, 1838 により新亜種(当時)として記載(原記載名)。
1839–1844 — Chrysemys elegans (Wied, 1839) や Emys holbrooki Gray, 1844 など属名の変更や異名での記載が行われる。
1953 — Schmidt (1953) により Pseudemys scripta elegans として Pseudemys 属下に配置される。
1992–2024 — Iverson (1992) 等の研究により Trachemys 属へ移籍され、有効名 Trachemys scripta elegans として定着・継続使用される。 - 参考文献
- The Reptile Database
Global Biodiversity Information Facility (GBIF)
国立環境研究所 侵入生物データベース
USGS Nonindigenous Aquatic Species Database
Wikipedia(日本語版)
オスは成体になると爪が著しく伸び、メスの眼前で爪を震わせる求愛行動を行う。また成熟したオスは全身の色彩が暗色化する黒化現象(メラニズム)を示すことが多い。孵卵温度によって性別が決定される温度依存的性決定(TSD)を持つ。











